大棗(タイソウ)[Zizyphus jujuba Miller var. inermis Rehder]
くろうめもどき科ナツメ、またはその品種の果実を乾燥させたもの。主成分はトリチルペン。筋肉の緊張や知覚過敏を緩和します。また、咳を鎮めたり腰痛などに応用されます。

沢瀉(タクシャ)[Alisma orientale]
オモダカ科サジオモダカの塊茎を乾燥させたもの。利尿作用があり、むくみや腎機能の改善に用いられます。また、余分な水分を排出する効果があり、体内の水分代謝を調整します。

大黄(ダイオウ)[Rheum palmatum Linne]
たで科ダイオウの根茎。主成分はアントラキノン誘導体。アントラキノン誘導体は大腸を刺激し、緩下剤としての効果があります。

猪苓(チョレイ)[Polyporus umbellatus]
サルノコシカケ科チョレイマイタケの菌核を乾燥させたもの。利尿作用があり、尿路感染症やむくみの改善に用いられます。また、免疫機能を調整する効果も期待されています。

杜仲(トチュウ)[Eucommia ulmoides Oliver]
トチュウ科トチュウの樹皮を乾燥したもの。血圧降下、抗ストレス、利尿、糖代謝の改善、虚弱体質改善などに効果があります。
